熊本県などナスの主産６県の生産者団体は、４月１７日を「なすび記念日」に定めている。ＪＡ熊本市茄子（なす）部会は、記念日のＰＲと消費拡大を目的に、田中俊実・熊本市副市長にＪＡ管内産のナスを贈った。

　松永親部会長が、「肥後のでこなす」１０ケース（１ケース４キロ）を田中副市長に手渡した。松永部会長は「肥後のでこなす」の特徴やおすすめの食べ方などを紹介。全国有数の産地・熊本市のナスをＰＲした。

　田中副市長は「異常気象や物価高騰で農業経営は厳しさを増しているが、生産者と力を合わせて熊本市農業のさらなる発展を目指す」と話した。

　松永部会長は「市には普段からさまざまな面で世話になっている。今回はお礼とＰＲを兼ねてナスを贈った。今後も市と協力して、全国有数の産地としてナスの魅力発信と消費拡大に取り組む」と話した。