熊本の農畜産物

小玉スイカ出荷最盛 JA菊池

2025.05.03
収穫作業に忙しい安武部会長

 JA菊池管内で小玉スイカが出荷最盛期を迎えている。2月中旬に出荷が始り3月中旬より本格化。4月中旬から5月上旬にピークを迎え、日量2500玉を関東方面を中心に全国へ出荷する。出荷は6月中旬まで続き、18万玉を見込む。

 JA西瓜(すいか)部会の安武茂部会長は「気候変動により交配作業が苦戦し出荷が遅れたが、4月に入り2L・L中心で順調に出荷量も増えてきた」と話した。山野邦彦営農指導員は「定期的に査定会を開き、出来を確認しながら出荷を進めている。糖度も乗り品質良好。ベストな状態で出荷ができている」と笑顔を見せ選果機のチェックにも忙しい。

 品種は「ひとりじめ7EX」を中心に、遅い作型では「BonBonリッチ」がある。部会の小玉スイカ生産者は30戸で、12.6ヘクタールで栽培する。

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