
JA熊本市東部ピーマン部会では品種「エースピーマン」の出荷最盛期を迎えた。7月上旬まで続き、総出荷量285トン、販売金額1億4000万円を目指す。
2025年産は厳しい寒さと日照不足で花落ちが発生し、例年に比べて収量は少なくなっているが、品質は良好に仕上がっている。3月末締めの販売実績は数量105トン(前年比92%)、販売高6748万円(同106%)と高単価で推移し、販売は順調に進んでいる。
部会では12人が3ヘクタールで栽培する。全部会員が害虫の天敵・スワルスキーカブリダニを導入し減農薬、高品質栽培に努める。
桝田大介部会長は「肉厚でほんのりとした甘みとシャキシャキとした食感が特徴。生で食べてもおいしい。出荷終了まで部会員一丸となって高品質栽培に取り組む」と話した。