
JA熊本うきは4月中旬、宇城警察署と協力し、「電話で『お金』詐欺」啓発運動を行った。年金支給日に合わせJA支所2カ所のATM前で、警察署職員がちらしやティッシュ、ばんそうこうを配布。詐欺の被害防止を呼びかけた。
県内では4月初旬に1週間に80件の相談が寄せられ、電話を使った詐欺が増加。被害額は1億7000万円を超える。警察は「電話で『お金』詐欺」アラートを県内に発令し、対策を強化した。
JA金融部の城長英一部長は「啓発運動を通して、詐欺被害の周知と未然防止につなげたい。急な送金依頼など、不審なことや困ったことがあれば、近くのJAに相談して欲しい」と話した。